『倉敷本染手織会』作品展とひとりランチ [楽]
11月19日(火)から24日(日)まで倉敷民芸館で開催されている『倉敷本染手織会』作品展に行ってきました。
倉敷は何度来てもいいですね。
『倉敷本染手織会』は『倉敷本染手織研究所』の卒業生の会です。毎年秋の展覧会は、互いの仕事を見せ合い、技術をさらに勉強するために、またよい品物を広く世に行き渡らせるために開かれているそうです。
倉敷本染手織研究所は昭和28年に倉敷民藝館付属工藝研究所として、故外村吉之介により設立されました。
作家の養成や趣味の染織のためではなく、日夜の暮らしの中で働く健康でいばらない美しさをそなえた布を織る繰り返しの仕事を励む工人を育成する学び舎として、半世紀を越えて研究生を迎え入れています。 (倉敷本染手織研究所HPより)
マネキンにドキッとしましたが、おしゃれですね。
中にはいって (写真撮影は許可をいただいています)
お目当てのノッティングをまず見せてもらいます。
色鮮やかにいろんなノッティングがあるある
白も綺麗ですね。
ノッティングとは椅子敷のことです。温かそうで素敵です。
前から憧れているんですが、なかなか手がでません。今回も見せていただくだけでした
マフラー
いろんな小物もありました。
展示の仕方もおしゃれです。
手仕事っていいですね。なんだかホカホカ温かい気持ちになって退場
民藝館の売店に寄って、外村吉之介さんの本「民藝とは何ですか。民藝館の仕事」を買いました。
小谷栄次さんの倉敷ガラスも販売されてます。
他にもいろんな焼き物がありました。
『倉敷民藝館』のHPに
『民藝とは』という民藝カ館初代館長外村吉之介さんの説明がありますのでごらんください。
さて11時すぎ、倉敷訪問の第二の目的初めての『旅館くらしき』でのひとりランチへ
料理はちょっと贅沢に、「四季の散歩御膳」(税込み1,850円)、12品の小鉢料理が入った二段のミニ懐石風のお膳です。
まだ11時すぎなのに、お店に入ると満席でしばらく待つことに
老舗旅館の雰囲気ありますね。
お茶をいただきながら、ノッティングの椅子に座ってしばし読書
中庭も素敵です。
しばらくすると名前を呼ばれ、6人がけのテーブルにひとりで座り恐縮。(ひとりでスミマセン)
ほどなく料理がはこばれてきて給仕の人がお膳を並べてくれました。(ちょっと自分で並べたかったワン)
「四季の散歩御膳」登場見た目も奇麗で美味しそうです
一の段。
馬鈴薯のベーコンバター煮、サーモン菊花、ひろうす旨煮、茶碗蒸し木茸,芋煮洗い葱、ココナッツプリン。
二の段。
焼き木茸玉葱土佐和え、むかご白和え、鶏山椒焼き、漬物三種、秋刀魚竜田揚げ、豆腐田楽、もずく酢。
料理はどれも美味しかったです
日本料理の板前さんが丁寧に手間隙かけて調理してくださったんだろうな。という感じ。
この料理は「ちょっと」というのはひとつもありませんでした。
器も手抜きはないです。
ごちそうさまでした。
みなさんも、たまには旅行気分で倉敷を散策のあと「倉敷ランチ」はいかがですか。
「岡山ランチ」では味わえないものを味わえますよ。