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ついに咲いた『母の日』の花と『昼の月』 [想い]

今年の『母の日』、亡き母のために買った花が6月になってついに咲きました。


奥先生にプレゼントするため『母の日』の花を物色してたところ

みつけました

花の名前は『リリーローズ』。薔薇のように咲く百合。あまりにもストレートな名前ですが、花はとっても素敵であることは間違いないです。


私が中学生か高校生のころイズミヤ(なつかしいですね。)の花屋さんでカーネーションを買ってプレゼントしたらとても喜んでくれて、何だか照れくさかった記憶があります。その後何度か『母の日』にお花をプレゼントしたことはありました。

でも母が亡くなってからは、仏壇にお供えの花を買ことはあっても『母の日』に花を買ったことはありませんでした。でもこの花は絶対母が喜んでくれると思うので、お供えとしてではなく『母の日』のプレゼントとして購入ました。

『母の日』には蕾で届くようになっていたので、リリーローズは綺麗な蕾で届きました。


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満開の奥先生のピンクの紫陽花と一緒に。


リリーローズは外でお日様にあててあげたほうがいいということなので、

わが家のガーデニングの花たちの特等席の「デッキの南東カド」に鎮座させていました。


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なんだかすでに綺麗で素敵なオーラがあります。


5月25日。少し花が開いてきました。


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これからどんどん開いてくれそうだね。


5月28日。


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5月30日。日曜日朝7時ごろ



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蜂がやって来ました。




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朝早くから椿やウンベラータと憩っています。[るんるん]


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6月1日になりついにリリーローズは満開です。




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リリーローズ凄ほんとに綺麗で匂いも最高です[揺れるハート]



リリーローズか満開のなってふと気づきました。


このお花、亡き母に『母の日』のプレゼントで買ってあげた花だけど、ずっとデッキと庭にあって母には一度も見せてあげていない。


花が散る前にお供えして見せてあげよう。


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気に入ってくれたかな。





【遠い昔の話です】


母が私を産んだ時の話です。


そろそろ生まれそうだということで母はかかりつけの病院に入院しました。


1週間経っても10日経っても生まれません。


そこで母は医師からある選択を迫られました。


「このままでは母子ともに命が危ない。子供を堕ろすか、麻酔をせず帝王切開で子供を産むか決めてほしい。」ということでした。


母の想いは『生む』でした。


母がなぜそう決断したのかは知りません。


ただ母のその『想い』がなければ


私はこの世に生まれてきてないし、みなさんにお会いすることもありませんでした。


手術中、母は何度も気絶し


その都度看護婦さんにほおをたたかれ意識を取り戻し、激痛の中私を生んでくれたそうです。


遠い昔の話です。




最後に、大好きな坂村真民さん の 詩に中でも特に好きな詩のひとつ『昼の月』をご紹介します。 



『昼の月』 

 

昼の月を見ると


母を思う 



こちらが忘れていても


ちゃんと見守っていて下さる


母を思う



かすがであるがゆえに


かえって心にしみる


昼の月よ


                                                                                                                                                                                                  

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