『朝日小学生新聞』 いいです。 [塾での様子]
朝、塾にきたら子どもたちはみんな『おやじキッズ』に変身して、それぞれお気に入りの記事、写真、まんがを読んでいました。
新聞は実用日本語の宝庫です。社会のさまざま事象が詰め込まれています。
今、社会でどんなことが起こっているのか知ることが出来ます。
テレビのような映像と音声でもさまざまな情報を得ることはだきますが、その中身を精査することはできません。新聞は言語を活字読むことによって、内容を理解し、その情報の背景を読み取る力もつきます。
新聞の記事は『事実』と記事を書いた人の『意見』によって構成されているので、それらを読み分け内容を正確に把握する力がつきます。
また新聞記事は事実を裏付けるための数字がよく使われているので、数字に対する分析力や感覚がやしなわれます。
これって操山中学、大安寺中学等の適性検査タイプの入試で問われてる力そのものですよね。
「あるテ-マについてあなたの経験や事実をふまえて、それに対するあなたの意見を述べなさい。」、「次の資料を2つ以上関連付けて、その資料から読み取れること、それに対するあなたの意見を述べなさい。」適正検査タイプの入試を受ける人にとっては新聞は最高の教材ですよ。
ただ、小学生の子どもたちにとって普通の新聞を読むのは敷居が高すぎます。
でも『朝日小学生新聞』は漢字には読み仮名がふってあるので、お父さんお母さんが少しサポ-トしてあげれば、低学年の子でも読めます。
写真やまんがもありますので低学年のうちから『新聞に親しむこと』ができます。
春期講習会の最終日には、『朝日小学生新聞』を読んで感じたことを作文に書いてきてもらい
、発表したい人にはみんなの前で作文を読んでもらいました。
そのとき発表してくれた小6男子の作文を紹介します。
『朝日小学生新聞を見て』
ぼくは朝日小学生新聞を見て日本は今、すごく大変なことになっていました。
ぼくが生まれて初めて地震のおそろしさを知りました。
テレビで見ると、おにぎり1個しか食べていないらしいです。
ぼくも募金に協力しました。日本が早く元に戻ってほしいです。
ぼくは学校へ行って帰って来ることが当たり前だと思っていたけれど
被災した人たちには学校は行って帰って来ることはとても有り難いことなんだなぁと思いました。
国語の答案としては減点されるところもありますが、いい作文だと思います。